「森の影」
★★☆☆☆
森の影。電気を消して真っ暗な中で遊ぶ、珍しいボードゲームです。
灯りの代わりに、ロウソクを灯して遊びます。
そのロウソクが鬼となっており、木の影に隠れたコマ(他のプレイヤー)を探し出していきます。
鬼は、サイコロを振り、出目分、進むことができます。もし駒を見つけることができたら、その駒は動けず固まってしまいます。もとに戻るには、他の駒が同じ場所に入ってもらうこと。氷鬼のようなルールになっています。
鬼は慎重に進めて、そして他の駒を探し出していきます。
そうして鬼が全部の駒を見つけることができたら鬼の勝利。他の駒は、全員が同じ木の影に入ることができたら勝利となります。
プレイ感としては、とても簡単なルールのゲーム。
なによりも、木の影に隠れる様がよくできたボードゲームです。
木の影といい、ロウソクといい、本当に珍しいボードゲーム。
ちょっと火の取り扱いに注意なので、LEDの小型ランプで代用してもいいかなと思いますが、火のゆらめきなどホッと落ち着く印象になっています。
ワイワイと遊べるゲームではありませんが、そこそこ楽しいボードゲームです。