「チャイ」
★★★★☆
お茶商人となり、様々なフレーバーを組み合わせて、ブレンドを作るのを目指すボードゲームです。
盤面が色とりどりで雰囲気のよいゲーム。
見た目がカラフルなように、プレイヤーはルイボスや緑茶、烏龍茶、紅茶、白茶の専門家となって、お茶の完成を目指します。
手番では、市場にいく・食品庫にいくor顧客を予約する。のシンプルな構造。
基本的にはお金を使って、市場のフレーバータイルを購入しに行きます。ただし、お茶の完成を目指すには顧客カードと呼ばれる、フレーバーと食料品が書かれたカードの条件を満たす必要があります。そうすることでボーナスと点数がもらえ、勝利へと繋がる仕組みです。
フレーバータイルを購入する市場、食料品を集める食品庫で、素材を集めて条件を達成。ただし、自分の専門(ルイボスや緑茶)などプレイヤーカラーによって、専門が異なるので、もし専門外のお茶の完成をする場合は、その専門のプレイヤーにお金を渡す必要があります。ただし1金ですむのでさほど痛手ではありません。
そうして、様々なお茶を完成させるシステムのボードゲームです。
完成させた資源はカップに入れることで、そのカップのお茶が完成したことを意味します。
ボーナスチップを受け取ることで完成したことを表して、プレイヤー人数に応じたカップが全部完成すると1ラウンドが終わり、それを5ラウンド行うと終了となります。
最終得点ではバラエ”ティー”賞と呼ばれる、複数のお茶を完成させたボーナス点もあります。
個人的には、思った以上にシンプルでわかりやすいゲーム。
少しジレンマや盛り上がり性は少ないですが、初心者でも遊びやすいボードゲームではないでしょうか?
イラストも綺麗なので、わかりやすいし、タイル類も可愛い。
テーマとゲームシステムのバランスが取れた王道ゲームといった感じです。