「カーニバル・オブ・モンスター」
★★★★☆
プレイヤーは、危険なモンスターたちをお披露目するカーニバルの運営者で、世界にあふれるモンスターを沢山集めてお披露目することで勝利点へと繋がります。
ゲームのシステムはカードドラフト。
各ラウンドごと欲しいカードを獲得していき、自分の庭園にカードを配置します。
配置できるカードはモンスターを住まわす土地とモンスターカード。
またアシスタントやお助けキャラのカード、勝利点へと繋がるカードの大きく分けて3種があります。
基本的にはモンスターを沢山集めるのですが、そのための土地が必要。
土地を広げてモンスターを無事に獲得できたら次は危険度が・・・モンスターには危険度があったりなかったり。
点数の高いモンスターは危険度が高く、ラウンドの終了時に檻を破って危害を。
そうするとお金が減る。結構お金がカツカツになるゲームです。
そこで助っ人が!なんと、借金ができるのです。返済不要!ただし・・・最終的な勝利点減点ですが。
そうして4つの時代(ラウンド)をモンスター披露に尽力し、勝利点に繋がるカードを集めて条件を達成することで、沢山の点を集めたプレイヤーの勝利となります。
ルールもシンプルですが、モンスターと自分の土地がうまくハマらないと苦しい場面も。
満遍なく土地を取るのも良いですが、全体的に俯瞰でプレイすることが必要かなと思いました。
カードも沢山あって、いろんな相互作用もあるので、数回プレイすると戦略が見えてくる感じかなと。
それでもカードドラフトシステムでジレンマは変わらない点が秀逸。おすすめなボードゲームです。