『アルティプラーノ』しゃくれたアルパカ

★★★★☆

「アルティプラーノ」

★★★★☆

 

南アフリカの高地を舞台に、商品をたくさん集めるボードゲームです。

アルティプラーノ。アルパカがメインのように見えますが、スタートマーカーです。

基本的には、自分のボードにチップを置いて、対応するアクションをおこなっていきます。

チップを使って商品を獲得し、それをまた使って生産したり、納品したり。

最終的にはチップも勝利点になるので沢山集める必要があります。

このゲームのポイントは、7つある場所タイル(それぞれのアクションができる島)を移動していくこと。対応するアクションを行うにはその場所へ移動が必要。移動には食料が必要です。

移動しながらアクションを行いチップや商品を生産して、それに加え、家のカードや船のカード、納品カードなどミッションを達成することも勝利点につながり、最終的に、一番たくさんの勝利点を集めたプレイヤーの勝利となります。

 

さて、プレイ感としては、自分の持っているチップを使ってうまく生産をしていくシステム。

バッグビルディングシステムというらしいです。その部分がやはり面白い!

チップが増えると、色々なアクションができるようになりますが、逆に増えすぎると、欲しいチップが出てこなかったりします。その時には、倉庫へ商品を納品したりすることで、チップがうまく出てくるようにできます。

自分の中でコツコツと生産して行くので、他のプレイヤーとの駆け引きやバチバチ感は少なめ。

移動の多用で、食料に必要性を感じたり、生産する楽しさ。納品することでたくさんの勝利点につながるなど、やりたいことが沢山!

拡張タイルを取ることでアクションの幅も広がり、ラウンドを重ねる楽しさを感じれます。

じわじわと生産性も上がって行き、色々とアクションができると爽快感が!

ゆっくり遊ぶことのできる重ゲーの部類。

全体グラフィックも綺麗にできており、何と言っても、しゃくれたアルパカが可愛い!

可愛いと憎たらしい雰囲気の間かな?

移動しないとアクションできないところがジレンマになっている部分もよくできたボードゲームだと思います。

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