「エキスポ1906」
★★★★☆
エキスポ1906。1906年、各、技術発展をお披露目すべく開発者たちが祭典に心踊らせます。
各技術を開発していき自分の勝利点を目指していきます。
各プレイヤーは個人ボードにタイルを配置していきます。
また手札があり、そのカードをプレイすることで様々なアクションを行なっていきます。
基本的にはアクションを使って、タイルを買ったり、配置したりします。
特徴的なのが、アクションをするカードの出し方。
手前のプレイヤーが出したアクションカードと同じカードは出すことができません。
そこでアクションのジレンマが発生します。
盤面では色々なアクションがあり、技術を獲得したりしていきます。
ボードにタイルを配置するのですが、それだけでは技術は完成しません。
それに対する小さいタイルが必要です。それが勝利点の書かれた技術(車やセロファンなど、工業関係)に面する必要あります。
小さいタイルは斜めに2分されていたりと他のタイルにもうまく絡むことができます。
また、自分のボードは技術だけでなく、拡張要素もあり。
拡張のタイルを置くことで、アクションカードがアップグレードされて、そのアクションが強くなります。購入に1金減ったり、タイル配置が3枚できたりなど。
そうして、自分のボードで勝利点を目指します。
もう一点、最終的に勝利点が伸びる方法があり、ボード横にある各素材のメーターみたいなもの。それは自分の色の駒が右に一番伸びていると、その素材の先駆者となって優位に働いていきます。
その点も伸ばしながら勝利を目指します。
プレイ感としては、全体色々できる中で、どれも連動していく様子が楽しい。
テーマとプレイ感がマッチしているので進めていく過程も良い。
せめぎ合いはアクションカードの出すタイミングとタイルの購入。
先駆者の部分は一番右まで到達したらだれでも勝利点が伸びてしまう点によって、せめぎ合いが少ないですが、途中までは先駆者になっているメリットもあるので少し補完できているかな。
全体、色々な要素をうまく掛け合わせて点に結びつくので、じっくり遊べる良いボードゲームだと思います。
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