「ウサギとハリネズミ」
★★★★☆
記念すべきドイツゲーム大賞受賞の第1号。
さすがのドイツゲームというぐらい、盤面とシステムがよくできています。
さて、すごろくゲームに見えるのですが、ダイスは使いません。
コマを進めるには、ニンジンカードを使用して進めます。
使うニンジンカードの枚数により進める歩数が変わってくるのですが、これが結構ミソ。
ニンジンカードは最後ゴールするときに、順位に応じて、持っている数を限定しなければなりません。
1位だと10枚以下。2位だと20枚以下という感じ。
なので、ニンジンカードをたくさん持っているかといって勝利できるわけではありません。
さて、ニンジンカードの獲得には、各マスに応じた獲得方法があります。
ゲームタイトルにあるよう、ハリネズミのマスがあって、今、自分がいるマスからハリネズミマスまで戻るとニンジンを獲得。
戻ったマス かける 10 のニンジンがゲットできます。
またニンジンマスは、10ニンジンをゲットもしくは捨てることもできます。
ウサギマスはイベントカードが引けて、効果がそれぞれ。
そして、もう一つのミソ。レタスがこのゲームに存在します。
レタスは最初、各プレイヤーに3つづつ配られます。そのレタス、3つを全部食べてゴールする必要があります。
レタスマスに止まって、次のターンにレタスを食べることで、1枚減らすことが。
このレタスが結構やっかい。5箇所しかないので、プレイヤーが奪い合い。そして進みたいタイミングにレタスマスに入れないこともたくさんあるので、なかなか。。。。
そしてニンジンもたくさん持っていてはいけないと。
単なるすごろくのようで、進めば勝ちというわけではない部分。さすがの名作!
手軽に遊べる!と思ったら、結構深く楽しめるので、大人も子供もおすすめです!
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