「蟻の国」
★★★★★
プレイヤーは蟻の巣を築き上げることを目指すボードゲームです。
地下に住む蟻たちが、様々な困難などを乗り越えて自分の国を築いていきます。
基本的には自分の国（地下の巣）で資源や、兵隊蟻、働き蟻を誕生させて、時には地面の中で、時には地上に出て行動を行います。
３年、各４ラウンドの計画とアクションの実行があり、地面の中の巣と外で、ゲームを進めていきます。
大きな勝利点の方法は、地上に出て自分の陣地を広げつつ、敵となる蜘蛛などをやっつけること。そのために兵隊蟻が頑張ってくれます。
資源の確保は働き蟻が。集まった資源を使ったりしますが、春夏秋冬あるラウンドで、冬を越す際には、保存された食料が必要だったりと、基本、資源のやりくりも大事となってきます。
そこから、先ほど書いたように地上へ出ることで自分の国を広げていきます。
そうして、３年が過ぎるとゲームが終了。一番勝利点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
プレイ感としては、蟻の生活。蟻の国を築いて世界観が楽しい！
コツコツ地道な部分もありながら、兵隊・働き蟻の役割などがうまくできており、思った以上にルールもシンプル。外で戦うためには兵隊蟻が無くなってしまったり、幼虫を使うなど、世界観がゲーム性に上手く反映されています。
生産しながらアクションをし、自分の国を伸ばしていく。
コンパクトな作りながらも非常によくできた楽しいボードゲームです。
ただ、、、蟻の駒がちょっとリアルかな、、、、
