「ヴィクトリアンマスターマインド」
★★★☆☆
シャーロックホームズなき都市で悪事の限りを尽くすテーマのボー ドゲーム。
各プレイヤーは悪者をひとつ担当し、そのエージェント( ワーカー)を使ってアクションを行っていきます。 エージェントは非公開。 アクションがことなる都市に裏向きで配置し、 3枚重なったらアクションを行います。
エージェントによって特殊能力があり、 中には他のエージェントの能力を使わせなくする能力もあります。
基本的にはワープレ。ただし非公開。 使ったタイルは公開になりますが、その部分が中々楽しい。 全体的に見通しが良いプレイ感です。自分のマシーンを開発( リソース交換)することで能力が強くなったり、 都市の歴史的建造物を奪取したり、研究員を使ったりと、 色々できて楽しい。
プレイ自体は1時間~1時間半ぐらい。比較的、 軽めに終わるワープレといったところ。
コンポーネントの建物フィギアがよくできており、 またアートワークも中々。
アイコンで分かる部分もありますが、 いかんせんルールブックに悪者の背景や名前といった世界観が記載 ないのが致命的。 せっかく良くできたボードゲームなのしそこが減点対象かと。
非公開のワープレで他のプレイヤーとの駆け引きもありで、 そこそこのジレンマも。けれど、 担当した能力を活かしながら進めることで比較的遊びやすく、 目的もしっかりしているので、 遊びやすいボードゲームと思います。