「袋の中の猫フィロー」
★★★★☆
袋が書かれたカードがプレイヤーに10枚づつ配られます。
そのカードにはプラスとなる猫のカード。マイナスになってしまう猫のカード。0のうさぎのカード。犬のカード。の4種類。
それらを競って獲得していき、カードの合計点とお金の所持数で高得点を目指します。
このゲームの面白いところ。よくできた競り。
競りのシステムは他のプレイヤーより高額を出せばいいのですが、パス(降りる)を選択した場合は、自分の出したお金を引き取った上でプラス、降りた際のちょっとしたプラスのお金を獲得します。
もし、競りに勝った際は、プレイヤーが出したカードを全部獲得。
そこでプラスの猫は加点になります。
それと、もし悪い犬がいる場合は獲得したカードの一番高得点を無くしてしまいます。。。良い犬はその逆。マイナスの猫を無くしてしまいます。
そう、、、その犬のカードを出すタイミング。各プレイヤーは同じ枚数、同じ種類のカードを持っているので、どの場面でカードを出すか。
けれど他のプレイヤーがより高得点を出していると、、、競りで取りたい。
悩ましい、、、自分は悪い犬を出しているので、、、競りにあまり加わりたくない。。。悩ましい。他のプレイヤーはどんなカードを出しているかわからないから。。。競りで勝つと全部カードが引き取れる。見えない要素があるので、中々難しい。
その部分が非常におもしろくできているボードゲーム。
競りとブラフとがうまくマッチしたボードゲームになっています。