「グランドフロア」
★★★★☆
グランドフロア。プレイヤーは、会社のCEOとなり自社を発展させていくボードゲームです。
メインは、ビルを高く大きくすること。そのために従業員を雇ったり、会社の知名度を高める為に、広告代理店を利用します。
そして資材を売ることで資金を獲得していきます。
その資金を使うことでビルを建設できるのですが、加えて、「情報」も必要になります。
情報は、従業員や会議を行なって収集することができます。
全部で9ラウンド。
その途中で6層目のビルを建てることができたプレイヤーがいたらゲーム終了。
一番資金のあるプレイヤーの勝利となります。
基本的にはワーカープレイスメント。
CEO(自分)は4つの駒があり、加える従業員一人につき、3つの駒。
それらを使い、共通の盤面に配置することで事業を計画します。
事業の実行は、全員が駒を置き切ると、順に解決します。
そこで先述の、会議や、宣伝広告、商品の販売をします。
資金源となるのが、商品の販売となるのですが、このゲームには景気に左右される部分もあります。
その景気によって、商品を買いにくる顧客の数が変動し、雇用の機会が増えたりと、まさに経済社会を表現している感じです。
全体的に、会社経営の縮小版のような感じで、細かいルールはありますが、一旦覚えると、比較的簡単に進めることができます。
ものすごくカツカツな感じはないですが、色々と考えるところもあり、よくできています。
少しプレイ時間がかかるのがネックですが慣れてきたら早いかも。
会社経営系のボードゲームでオススメの作品です。