『グレートジンバブエ』神と技術と記念碑

★★★☆☆

「グレートジンバブエ」

★★★☆☆

舞台は古代アフリカ。プレイヤーは王国の一つを率いる王となり、記念碑を建てていくボードゲーム。

記念碑を建てるために、資源を確保し、職人の手を借りながら記念碑の高層化を目指していきます。

誰かが勝利条件VRを勝利点VPが超えるとゲーム終了。VRとVPの差(超えている前提)が大きいプレイヤーの勝利となります。

大きな要素としては、神を崇拝(神カード)や技術・専門家の力によりゲームが進んでいきます。

手番ではそれらを駆使しながら、記念碑の高層化を目指していきます。

このゲームのポイントでもある、VRとVP。VRは最初20点からスタートしますが、神のカードや技術カードを得るとVRが加算され、勝利条件が上がっていくシステム。

カードの能力は強力なものの、多くを得ると勝利が難しくなるところ。その加減をうまく見極める必要があります。

勝利に近づくための、記念碑の高層化には、資源を獲得するルートのシステムや、他のプレイヤーへの支払いなど、結構カツカツな中をプレイしていきます。

手番順や高層化の為のお金(牛)をいかに効率よく扱うかがゲームの勝敗に左右されます。

プレイ感としては、少し地味ともいえるマップに反して、ゲームはいろんな効率化や相手とのかけひきが盤面で繰り広げられます。神の恩恵パワーを使いつつ、いかに効率化をはかれるかがすごく難しい印象でした。

ここの記念碑は、ここの資材で、このコストで、だからこの分は支払うために、と繊細かつ大胆に必要な部分など、結構な試行錯誤が必要でした。

個人的には、細かい効率化に苦戦。他のプレイヤーの手数なども考えつつ、資源の確保やお金の確保など、難しかったです。

 

遊んでみると脳みそフル回転の、ゲーマーズ向けのボードゲームかと思いました。

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