『インダルジェンス』勅令か罪か

★★★☆☆

「インダルジェンス」

★★★☆☆

 

勅令か罪か。プレイヤーは、勅令通りに従って行動するか、あえて罪を選んで行動するか。

それをトリックテイキングのゲームの中で試されるカードゲームです。

基本的には、トリックテイキングのゲーム。

一番の特徴は、勅令(条件)が存在すること。その勅令には、カードの集め方(罪)が書かれており、その勅令を達してしまうと、勅令を出したプレイヤー(ルーラー)にお金を支払うことになります。ただし、勅令にあえて背く行動を取ると1つの免罪符指輪と、裏返された勅令カードを手に入れることになる。

通常は、勅令に従い、そのとってはいけない条件をあえて取ることに。達成を目指すことで、他のプレイヤーからお金を取る機会が生まれる。そして手番で一度だけ、免罪符の指輪を使うことで、出したカードが最強のカードへと変化する。

そうして、勅令に背いたり、勅令を避けたりするトリックテイキングゲームとなっています。

通常のトリテはカードを集めますが、勅令に応じて、カードを集めたくないなど、トリックのルールが変化する部分が特徴です。

なかなかそのルールにスパイスがきいていて、トリテの中に新たな駆け引きが生まれてたのしい。他のプレイヤーの動向をさぐりつつ、トリック獲得を目指すかそうでないか。

それを楽しめるゲームとなっています。