「FBI」
★★★☆☆
誤認逮捕には注意を。プレイヤーは、おとり捜査として罪人をプレイします。罪人カードには数字があり、高い数値はポイントの高い罪人です。ゲームは、その罪人をたくさん集めることなのですが、中には一般市民もいて、誤認逮捕（マイナスポイント）もあるわけです。
手番順を決めるのは、先に述べた罪人カードを出すこと。数値が高いと手番が早くなり、次のターンでエージェントカードを出した後に、逮捕するアクションの手番が早くなります。
場には罪人や一般市民と、数字と色が示されたカードが出ます。それをエージェントで捕まえる（獲得）為に、対応する色のエージェントカードを出します。
ただし、手番順も重要。他のプレイヤーが先に自分の色と同じカードを出しているとカードを取られてしまうことも。先ほど決めた順番が重要になってくるということです。
そうして山札のカードがなくなったらゲーム終了。
より高得点の罪人（市民も含んでしまう）を集めたプレイヤーの勝利です。
プレイ感としては、シンプルなカードゲームの中に、順番や駆け引きがスパイスとして上手に組み込まれています。手番順はおとりとして罪人カードを出す所や、罪人を集める際のエージェントカードは２色出せるなど、幅広く楽しめるカードゲームです。
プレイ時間が短めながらも、コンパクトにまとまった面白いゲームです。