『ブルーラグーン』島でマジョリティ争い

★★★★☆

「ブルーラグーン」
★★★★☆

ゆらりゆらりと島でバカンスを楽しめそうなボードとは反面、エリアマジョリティ要素バチバチのボードゲーム。
各島でのマジョリティ争いをしつつ、リソースをたくさん集めることがゲームの目的となります。
手番では開拓者チップか村コマを配置するシンプルなルール。一度置いたモノは移動できず、次に置く際は隣接しておく必要があります。そうして枝分かれ、繋がって配置をしていき、1ゲーム2時代(ラウンド)を行います。2ラウンド目は1ラウンドに配置した村コマが残った状態でスタート。時代を超すタイミングで得点計算があり、合計2回の計算で得点の多いプレイヤーの勝利となります。

雰囲気がリゾートっぽいイメージですが、実際に遊んでみると、ゆったりよりもしっかりとゲーム性があるボードゲームです。8つの島にまたがっていると加点、集めたリソースの組み合わせで加点と、ボード全域でプレイする感じですので、プレイヤーが多くなればそれだけ窮屈に。その部分がうまく駆け引きとなったり、繋がったタイルで妨害できたりと戦略も結構必要。悩ましさのバランスが良くできているので非常におすすめのボードゲームです。