『セブンワンダーズ』3時代に渡る世界の七不思議

★★★★☆

「セブンワンダーズ」
★★★★☆
世界の七不思議とは、世界の7つの偉大な建造物のこと。この建造物の誇りをかけて遊ぶボードゲームです。
ゲームは3つの時代に渡ってプレイされます。プレイヤーは担当の建造物を決めて、文明を築き上げるテーマになっています。
ルールはシンプル。配られた7枚のカードから1枚選んでプレイ。残ったカードを左(時代によっては右)プレイヤーに渡します。
回ってきたカードから一枚選んでプレイを繰り返していきます。最後2枚が来たら1枚選んで、もう1枚は捨て。1時代、計6枚のカードをプレイすることになります。
プレイすると、資材が恒久的に発生した状態になったり勝利点になったり。また軍事力を強化したりと、カードの効果が発動します。
また各プレイヤーが担当する建造物にプレイ(ボードの下に裏返しで差し込む)することで建造物の特殊能力が発動します。建造物によって効果はそれぞれあるので何度も遊べる印象です。
時代が進むにつれ、カードの効果も強くなったり必要な資材も増えたりするので、どのタイミングで建造物への強化を行うか。
また軍事力は時代の終わりの勝利点計算フェイズで両サイドのプレイヤーと軍事力を比較するので侮れない。
主には全体を見るよりも、手元のカードと両隣に注意する感じ。
他のプレイヤーがどんなカードを集めているかの動向を見る事で、欲しいカードが何かを考えることも。
手札に回ってくる、もしくは回すカードによっていろんな条件や効果などが他のプレイヤーに発生するので、ドラフトシステムの面白いところ。
比較的ルールも簡単で何度も遊べる印象のボードゲーム。
ドラフトシステムと選んだカードによる自分の効果。3時代に渡って強化されるカードなど、シンプルなルールの中にある楽しいシステムです。
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