『ファクトリア』蒸気と歯車の時代で

★★★★☆

「ファクトリア」
★★★★☆
ファクトリア。蒸気と歯車の時代で、拡大再生産を行うボードゲーム。
ゲームは100G(お金)を集め、そしてレジェンダリーギアを買うことがゲームの目標となります。
蒸気と歯車の時代の中でプレイヤーは、工場を稼働させて、市場や発掘を行い、資金を増やしていきます。
このゲームのキモとなるのは、工場の稼働。プレイヤーはどの工場を稼働させるかを選ぶことから手番は始まります。
そして、工場を選択したのが1人だった場合は、その工場改良を行うことができます。逆に複数だった場合は、シンクロボーナスとして、生産する量が増えます。
特に一人だった場合の工場改良。産出できるアイテムをグレードアップが可能になったりします。
基本的には、工場で生産→市場で売買→技術開発といった流れになっています。
100Gってすぐたまるのでは?と思ったんですが、思った以上にじわじわ。けれどゲームの収束は意外と速く来るのもこのゲームの面白いところ。精算できる遺物がグレードアップすると、応じて資金が増える。開発も進んでいるので、サクサクと終わりに。そこのせめぎあいが、収束に向かってじわじわ行う部分がこのゲームの面白さだと思いました。
シンプルなボードの中でもデザイン性が高く、システムも楽しい!
じわじわと自分の遺物が良くなってきてお金も増えてきてと、とてもワクワクできるボードゲームです。