「モルゲンランド」
★★★☆☆
モルゲンランド。中東の場所が舞台のボードゲームで、宝石を集め、アーティファクトと呼ばれるチップを集めることが目的です。
ボードは、上中下に大きく分かれており、それぞれ、宮殿、街、ドラゴンの巣。となっています。
ドラゴンの巣で、財宝を集めて、それを街で魔法に交換したり、宮殿でアーティファクトを購入します。
各プレイヤーは1〜9(3は除く)の数字が書かれたチップを、各マップに裏返しに配置していきます。そして全プレイヤーが置き切ったら、ドラゴンの巣の左下から処理を行なっていきます。
ボードの9割の場所では、一番大きい数字を配置したプレイヤーが財宝を獲得できたり、魔法カードを獲得できたりします。
宮殿でアーティファクトを購入するには、門番が居て、その門番よりも大きい数字を配置する必要があります。小さければ、賄賂(財宝)を支払うことも可能。
そうして、門を通り抜けて、アーティファクトを購入する機会となりますが、ここでは、まず大きい数字のプレイヤーが買う権利を得ることができます。その後、配置した数字分の財宝を払うことでアーティファクトを購入できます。
ですので、大きい数字を出さないと、購入権を得ることができないし、大きすぎると財宝が支払えない。そのちょうど良い数字を他のプレイヤーと駆け引きすることになります。
そうして、アーティファクトが全体で売り切れたらゲーム終了で、一番多くアーティファクトを持っているプレイヤーの勝利となります。
プレイ感としては、ルールは簡単。裏返しに数字チップを好きなだけ配置していく。
大きな要素の1つとして、魔法とアーティファクト。それらはゲーム中に追加アクションとして使用することができます。アーティファクトは魔法カードを使うことができるようになったり、3のチップの代わりや、門の鍵といったものがあります。
ただし、アーティファクトは1ラウンド中に1種類、一回だけ使えます。
ですので、魔法カードを使うにはアーティファクトを使用する必要があるので、鍵のアーティファクトが使えなくなったりします。
魔法カードはほとんどが協力。使うタイミングが結構選ばれますが、獲得しておきたい要素。
魔法とアーティファクトを駆使しながら、他のプレイヤーよりも上手く数字を配置していく必要があります。
比較的シンプルで遊びやすいですが、魔法カードの効果が沢山あるので、全体把握したいところ。それらをふまえて遊ぶのが、おすすめのボードゲームです。