「さくら」
★★★★☆
皇帝は桜のある庭を歩き、桜の木の下で鑑賞に入ります。
プレイヤーは宮廷の絵師となり、皇帝と桜の絵を描きたいと思い、皇帝に近づきます。
すごろくに近いボードゲーム。
プレイヤー達は、自分のコマを進める為にカードを一斉に裏返しで出します。
そのあと、表に返して数字の低いカードを出したプレイヤーから処理を行います。そしてカードには帝とプレイヤーの動き両方が書かれており、両方のコマを進めます。
もし自分のコマが帝よりも前(同じ場所)に進むことになると、無礼となり後退させられてしまいます。
そして帝が桜の木を超えた際に、プレイヤー達のコマの位置によって桜チップ(勝利点)をもらうことができます。
もちろん、無礼をした際は桜チップを支払うことになります。
そのようにして、3本の桜の木を超えたら(3回の決算)ゲーム終了。
桜チップを一番多く持っているプレイヤーの勝利となります。
ゲーム性は、はちゃめちゃなすごろくゲーム。けれど、その部分がすごく楽しい!
帝を追い越さないようにしたい、、、けれど近くで絵を描きたい。
帝を動かすか、自分が動くか。後ろに進んだり前に進んだり。また、首位のコマと入れ替えたりなど、色々な動きが発生します。
先ほどのよう、はちゃめちゃ。番号の低いカードを出したと思ったら、うまく進めなかったり、逆に変な動きに遮られたりと。
予想のつかないゲーム性が、シンプルながらもよくできています。
とても楽しいボードゲームです。