「スカイライナーズ」
★★★★☆
各プレイヤー、自分の色のコマを使ってビルを高くしていきます。ただし、ビルは誰の所有物ではありません。
勝利条件は、ビルがどのぐらい見えるかが重要になっています。
このゲームは、各方向(各プレイヤー)から見えるビルの数がキーです。
つまり、各方向から水平に見て、見えるビルの数です。自分から見て手前に高いビルがあると、その後ろに低いビルがいると隠れて見えない状態です。
自分の方向からは、A〜Eの五箇所あります。
そして、ゲームの途中で、最終的にどのアルファベットから見たときに何個のビルが見えるかを予想するカードを提出します。それが正解するとビルの数分が点数。また早めに予想して正解したプレイヤーはその列にあるビルにアンテナを立てることができて、それも追加点になります。
ということで、ビルの数の予想と、アンテナによって勝利点を目指します。
さて、ゲームはとても面白い。自分のビルは存在しないけれど、見える方向によっての高さがとてもネックな部分。
自分目線では、奥が一番高くなるようにしたいけれど、対面のプレイヤーからは手前になるので低くしたい。
そうして両サイドのプレイヤーにも関わってくる。高くすればいいというわけでもない部分など、すごく駆け引きがあります。
シンプルなルールながら、アナログゲームの立体的な良さがすごく出ているゲームです。
最終予想のカードを出すタイミングや、アンテナ点も欲しいけど。。。とジレンマ要素もあり。
30分ぐらいでさっくり終わるプレイ感。でも充実感あり。
オススメのボードゲームです。
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