「チューダーの薔薇」
★★★★☆
チューダーの薔薇。イギリスを舞台に、上流階級の一員となり自分の領地を拡大していきます。そして仮面舞踏会で爵位を上手く獲得し、女王からの敬意による勝利点を獲得していきます。
手番では基本的に、自分の領地となるタイルを前に配置していきます。
そして領地に建物を建てていくことで色々な恩恵があります。
恩恵は賄賂であったり、他の領地に兵士を配置したりすることができます。
それを繰り返していき、1ラウンド(十年紀)を3回行います。
ラウンドの途中にはゲームのキモとなる仮面舞踏会が発生します。
その際、領地の状態を確認し、点数によって爵位が与えられます。その爵位がまた領地拡大にプラスアルファの要素を生み出していきます。
プレイ感としては、タイル配置がとても楽しい。建築の要素により他のプレイヤーの領地にコマを配置することで、仮面舞踏会の時の点数が伸びます。
ただし、他のプレイヤーの邪魔になったりもするので、遊ぶプレイヤーは選ぶかもしれません。
少し、他のプレイヤーの邪魔する部分が強めになっているので、そのプレイヤーの点数が伸びないことも。そういった関わりはジレンマとは違い、選べることもあってゲーム性が少し辛いように思いました。
それでも、タイルはランダムでひくこと。領地をうまく獲得することで、広がりをもったプレイ感にもなるのでバランスは悪くない。
コンポーネントも綺麗で、爵位のボードと自分のボードが組み合わさる様子もとても素敵!
見た目ともになかなか良いボードゲームです。
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