「サンチアゴ」
★★★☆☆
入手したプランテーションのタイルを共通のボードに配置しつつ、 水を引くことで野菜が残り収入を多く得るボードゲームです。
各プレイヤーは、プランテーションタイルを獲得するために、 競りを行います。競りはタイルの獲得できる順番であり、 一回だけ競りの金額を示すことができます。 高値のプレイヤーから順にタイルを獲得してボードに配置。 一番安値のプレイヤーは最後にタイルを獲得して、 水路を置く権利も貰えます。 タイルの配置が終わったら水路の配置に。水路がないと、 タイルの野菜は枯れていってしまうので注意が必要です。
最終的には自分の土地を示すキューブx繋がっている同じ柄のタイ ルが点数になるので、 タイルの野菜が枯れるにつれてキューブが無くってしまわないよう に、うまく水路にからめる必要があります。
そうして、タイルの獲得をうまくこなしつつ、 できるだけ多くの収入を得ていきます。
プレイ感としては、簡単な方。ただし競りがタイルの獲得と、 もうひとつ水路の配置にも競りが少々。 どちらかというと賄賂的なイメージで、 水路を置く権利を持ったプレイヤー以外が、 置いてほしい場所を示し、一緒にお金を見せます。 水路を置くプレイヤーはそれに応じる場合はお金をもらって、 指定された場所に水路を配置することもあります。
他のプレイヤーと共同で繋がっている同じ柄のタイル( プランテーション)を配置していくので、どう抜き出るかが重要。
支払を少なくしつつ、でもタイルを上手く配置。 そしてプランテーションが枯れないように注意する、 一種の陣取りゲームのような感じ。 ゲームのシステムがそれぞれ相互作用をおこして上手くまとまって いるボードゲームと思います。
コンパクトなイメージの反面、 少し狭い盤面で繰り広げられる陣取りが中々楽しいです。