「オレゴン」
★★★★☆
オレゴン。プレイヤーは農夫となってオレゴンの開拓を目指します。
教会や雑貨屋、郵便局、鉄道の駅を建設しながら、開拓をすすめていくボードゲームです。
ルールはいたって簡単。
手札4枚から2枚をプレイして、労働者コマを置くか建物タイルを置くかが決まります。
このゲームのボードが特徴的で、上と左にはカードと同じ絵柄(火やバイソン、鷹など)が描かれています。
絵柄と絵柄のカードを出すことによって、その列と行に交わる箇所に労働者コマを配置できます。
同様に、絵柄と建物のカードを出すと、その絵柄の列・行に、対応する地形の建物タイルを置くことができます。
そのようにして、建物だけでは点数になりませんが、人の駒があることによって、関わる点数や金塊・銀塊などを獲得することができます。
そして勝利点が一番大きいプレイヤーの勝利となります。
プレイ感としては、カードを出すシンプルなルール。
けれど、他のプレイヤーとの交わりが生じているのが、絵柄の列と行。
置きたいけど置けない。カードが手に入らないなど、、、ジレンマたくさん。
また、建物タイルは共有になるため、自分が置いた建物が他のプレイヤーへの高得点につながることも。
ただそれを返せば自分も高得点のチャンスが。
その部分をうまく考えながらプレイが必要かと思いました。
カードのランダム性もありますが、建物の効果により、ジョーカータイルの使用や、アクションをもうひとつできる要素もありで、そこをうまく利用することも得点につながっていく感じです。
駆け引きやカード運なども楽しむことのできるボードゲームです。
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