『ブルゴーニュ』自らの領地をダイスで発展

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「ブルゴーニュ」

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ブルゴーニュ。

プレイヤーは自分の領地にタイルを配置していき、各効果などを得ながら、発展を目指すボードゲーム。

共通のボードと、各プレイヤーは個人のボードがあります。

共通ボードからへクスタイルを獲得し、個人のボードをそのタイルで埋めていくことがこのゲームの目的。埋めることで勝利点を獲得できます。

 

アクションには2つのダイスを使い、その出目がゲーム性を左右するのが、このゲームの特徴。

中央のボードにも、自身のボードゲームにも、それぞれの色と出目が描かれており、対応するタイルを獲得できます。

 

手番では、まずダイスを2つ振り出目を確認します。

出目は中央のボードからタイルを獲得する、もしくは、手持ちボードのタイル待機場所から、中央の領地へと配置する出目として使用することになります。

2つ振るので、2アクション。タイルをとって配置する、やタイルを2つ取る。など。

それに加えて、銀貨を支払うことで中央の場からタイルを獲得できます。

タイルはそれぞれの色があり、対応する色にしは配置できません。

つまり、黄色の配置箇所で、5の出目の際にしか配置できません。

 

このダイスの出目ですが、労働者チップを使うことで、プラスマイナス1ができます。

そのようにして、ダイス目を操りながら、タイルをうまく配置していきます。

 

さて、タイルは色々な種類があって(割愛させていただきます)、特徴的なのがたくさん。

建物であったり、お城であったり、牧場であったりします。それぞれが点に関わったり、特殊能力が追加されたり。スタートプレイヤーに関わるものなど。

ひとつひとつが意味があってとても楽しい。

どれも捨てがたい効果があるので、出目のタイミングなどを見ながらうまく獲得し配置が必要。

また、自分のボードが同じ色のある区画が埋まったら、早い者勝ちで勝利点が取れたりと、ハラハラ感もあり。

 

プレイ感としては、先述でもあるよう、ダイス目が左右します。

けれど、目を変更できる労働者や建物による効果。また銀貨の扱いで、タイルをうまく獲得できます。

中央から、どのタイルを取ろうかと悩みながら、ダイス目と戦い、そして他のプレイヤーとの獲得競争がとても楽しいです。

自分のボードを埋めていく楽しさと、ダイスによる運要素もあり、完全実力ではない部分もマッチしており、非常に良いボードゲームだと思います。

最終得点に繋がるタイルや、特殊能力のタイルを獲得する楽しみもあり、毎度、打ち手が変化する部分もリプレイ性は高いのではないでしょうか。

 

タイルの獲得競争に少し辛い部分もありますが、色々な効果やタイミングをうまく利用も。バランス共に個人的にとても好きなボードゲームで、非常におすすめできます。

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