『カラーズオブパリ』名画を描くように

★★★☆☆

★★★☆☆

プレイヤーはパリの画家となり、助手を活用しながら絵画を完成させるボードゲームです。

メインのシステムはワーカープレイスメント。絵画の完成に必要な資材(絵の具)を集めたり、自身の技量をアップさせたりしながら、絵画の完成を目指します。

ゲームの終了条件が、誰かが絵画を2枚完成(完成は必要な資材をカードに配置)すれば終了。もしくは、黒のキューブ(絵の具)を5つ集めると終了となります。

ワーカーの場となるスペースはラウンドごとで置くことのできる数が変化します。ロンデルのシステムも加わった変化形のワーカープレイスメントです。場合によっては他のプレイヤーが先に、スペースに入ってしまったり、もともと使えないアクションになったりと、ラウンドで変化する分はとても良いです。

全体のアートワークも綺麗になっており、絵画を完成するための道のりが結構長いのも良い。

初期に有名画家の能力を宿してゲームを進めるので、それぞれの特殊能力を活用しながらプレイしていきます。

少し大味で、アクションは一般的ですが絵画を完成させる準備が必要な部分とか、意外とじっくり遊べるゲームとなっています。少しダラダラとしてしまいそうですが、まずまずのボードゲームです。