『トリカーリオン』マジック披露で名声を

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「トリカーリオン」

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トリカーリオン。プレイヤーはマジシャンとなって劇場でマジックを披露し名声点を獲得していきます。

マップには、ダウンタウン。マーケット。劇場があり、各々そこへキャラクターを配置していくワーカープレイスメントなボードゲーム。

各プレイヤーボード、どこでアクションを行うかはカードで配置する。そして手番順にマップにキャラを置いていき、行動を行っていきます。

 

マジシャンの世界として、とてもボードもよくできていてシステムもなかなか。一般的なワーカープレイスメントですが、カードでのアクションとテーマ性がぴったり。

マジックを披露するために、トリックを仕込むことから始まるのですが、先に素材を購入しにいく。欲しい素材を集めながら、トリックを仕込み、そして公演する。

その一連の流れが5ラウンドですが、結構コンパクトでカツカツな感じがしました。

特に、劇場で公演する点は、木曜から日曜があり順番に行う。ただし、木曜は収入が少なくて、日曜は多い。その取り合いもありながら、トリックはたくさんあるので、どの素材でどのトリックを獲得するかを考えながら、せめぎ合いがボード上で繰り広げられます。

結構、細かいルールはありますが、一度ルールを覚えてしまえば、一連の流れは大丈夫。

あとはトリックカードを色々見ながら、どう展開するか。を考える、とても楽しいゲーム。

テーマと盤面、システムがうまくマッチしています。

ただし少し重たく感じるので、プレイヤーは選ぶかもですね。

それでも、世界観に入り込めるので、すごくオススメのボードゲームです。

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