「トロワ」
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トロワの街で名誉と影響点を獲得するために各施設で職人や聖職者、騎士を派遣し名誉を獲得していきます。
基本的にはワーカープレイスメントですが、このトロワの特徴はダイスを使ったワープレ。
ダイスはそれぞれの施設と対応した色になっており、各自それらを使ってアクションを行っていきます。ただしダイスは他のプレイヤーから購入することもでき、最大３つ使ってアクションできます。
ラウンドが進むにつれカードがオープンとなり、アクションが増えていきます。
大きなゲームの要素として、毎ラウンドイベントの処理があり、黒のダイスを使った侵略者に立ち向かう必要もあります。
そのイベントを解決するためにキューブを配置するアクションを行ったりします。
各施設のアクションは効果を高めたり、資金を増やしたり、そして影響点を獲得もできます。ゲームの最終では名誉点が一番高いプレイヤーが勝利となりますが、最初に各プレイヤーには任務カード的な、最終名誉点の獲得につながる条件カードが配られます。
プレイヤー人数と同枚数が最終の条件カードになりますが、自分だけが１枚だけ見れた状態でプレイしていきます。
その条件を確認しながら、他のプレイヤーはどんなカードを持っているか。どの要素を伸ばすと名誉点に繋がるかなどを想像しながら、盤面でアクションが繰り広げられます。
ゲームの特徴、ダイスワーカーシステム。ここがめっちゃ楽しい！
他のプレイヤーから高額ながらもダイスを購入するシステム。ダイスの運要素をうまくバランスつけているように思います。
各施設で色に対応したアクションになるのでダイスの獲得も必要。自分のワーカーとなるそのダイスは施設に派遣したミープルの個数で決まります。ただしラウンド開始時には固定の給与なるものを支払うため、そこのバランスも大切。
様々なカードやアクション、盤面でのキューブの配置などが最終名誉点にも関わってくるので、至る所でせめぎ合いが発生。
全部がバランスよくできているボードゲームで、個人的に星５つの名作だと思います！
拡張では淑女たちが登場し、要素が拡大。それもプレイしたい、とても面白いボードゲームです。
