「モルック」
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さて、ボードゲームにハマって、4年ぐらい。
こちらのサイトでもたくさんのボードゲームを紹介してきました。
今回は、そのボードゲームの紹介を400個を超えた記念 (2020.04.16時点) として、ここ半年で凄くハマり、 九州で初めての大会も開催するぐらいの『モルック』について、 ボードゲームの目線とモルックの目線、 両方から紹介したいと思います。
モルックとは。
私がよくお伝えするのは「木の棒で木の棒を倒すスポーツ」。
こちらを引用させて頂いてます。
モルックを初めて聞いた人からは失笑とハテナマークが出ますが、 一番完結なんです。
もう少し詳しく書くと、「木の棒(モルック)で木の棒( スキットル)を倒すスポーツ」。
そうなんです。モルックでスキットルを倒すスポーツです。
実際に体験するのが早いのですが、 そこまで誘うハードルが高い印象をまだ受けているので、 もう少し詳しく書くと、12本あるスキットルが最初は3. 5m離れた位置に並んでおり、それに向かってモルックを投げて、 倒れたスキットルに応じて点数が加算されます。
そうしていち早く50点ピッタリを目指すスポーツです。
モルックの特徴として
①、倒れた、 転がったスキットルはその場で立て直して次のプレイヤーに。
②、スキットルが一本だけ倒れた場合は、書いている数字が点数。
2本以上倒れた場合は、倒れた本数が点数となります。
③、50点ピッタリにしないといけない。超えたら25に戻る
④、自分の手番が3巡(3回)連続で、一本も倒せない(0点) の場合は失格で0点。
もう投げれなくなります。
といったところが主な特徴です。
ここで気づくのは、モルックの面白さは、①と②と③と④ なんです。
特徴が面白さに直接つながることをお伝えしたいなと。
特に① これによって対戦相手の邪魔や自分の腕が試されます。 場合によっては10m離れたスキットルを狙う必要があります。
そして、よくお伝えするのは、同じ状況は二度とないこと。 プレイヤーが同じだったとしても、同じ位置・同じ点数は、 ほぼほぼ存在しないこと。
もちろんこじつけると、同じはあるのはあるのですが、 少し甘めに見ても、同じ状況は二度とない。 ボードゲームに置き換えると、同じ盤面は二度と存在しないことなのです。
モルックは激しいスポーツでなく、 老若男女問わずできるのも魅力。
モルックの、ゲーム後半になると、様々な戦略や腕の見せ所、 他のプレイヤーの狙いどころなどを考える部分や、 駆け引きがとてもボードゲームに近い印象です。
私のボードゲーム仲間も、モルックの手軽さや駆け引きを感じて、 ハマっている人もチラホラ。逆に言えばモルックをする人( 通称モルッカー) はボードゲームにハマる潜在能力を秘めていると思っています。
その部分をボードゲーマであり、 モルッカーである私が紹介するとしたら、
◆一緒にする人と会話ができる。
◆勝利条件が明確
◆駆け引きがある
◆色んな状況を楽しめる
◆複数人で遊べる
◆競技性もある
◆リプレイ性(練習したい)がある など。
こう考えると、すごいボードゲームなんだと思います。
けれど、ボードゲームで一番大変なのがルール。
ボードゲームによっては1~2時間ルール説明が必要な場合もあります。もちろん簡単なルールもあります。
モルックの場合は長くても5分。
まずは投げてみましょう!から始めてもOK。 すごく導入しやすいんですよね。
もし単純に、 何ターンか決まっていて、合計得点が一番高い人が勝ちだった場合、 こんなにモルックにハマらなかったと思います。なにせ、 高得点を狙うのでしたら12点ばっかりを考えますから。
ルールが簡単でだれでもプレイできて、色んな状況や駆け引き、 腕を上げたくなる、という要素。
付け加えると、 複数人の場合はチーム戦を取り入れることで、「協力ゲーム」 になるんです。
もちろん「個人戦」も可能。
沢山あるボードゲームのうちの一つのように思います。
ボードゲームも、協力ゲームもあるし、 個人戦で高得点を狙うゲームもあるし、 バランス重視やアクション重視も。それらがギュッとなったのが「 モルック」のような。
モルックができる環境としては、 芝生でも砂地でもOKというところ。 屋外推奨ですが室内であれば人口芝でも可能。ただし、 それなりの広さ5x10mぐらいの広さが必要なこと。
それをクリアできて、モルック1セットあれば、 お手軽にできます。
そう考えると、とても魅力あるボードゲームではないでしょうか?
ボードを地球に置き換えると、アースゲーム?
地球が盤面で、モルックを投げるアクション。
プレイヤーは50点ピッタリを狙って、駆け引きを行いながら、 高得点を狙う。
時には邪魔し邪魔され。時にはチームワークで。
いかがでしょうか?ボードゲーマーさん。
モルックの写真を見て、モルックの良さを知って、 少し興味を持って頂けたでしょうか。
いかがでしょうか?モルッカーさん。
実はボードゲームとの共通点も多い部分。お手軽さ= 軽ゲーと呼ばれるゲーム。
駆け引きを十分に楽しみたい= 重ゲーなどなど。
ボードゲームはたくさんの種類があるので、 ずばりこれはモルックと同じです!とは言えませんが、 モルックの良さの一部分を特化したようなイメージがボードゲーム かなと思います。
両方することで、『私は、 色んなボードゲームを家でするインテリア派ですが、 モルックを外でするアウトドア派でもあるんです!』 と言えますね。使う場面はよく分かりませんが。
こちらの記事では少しボードゲーマー向けのモルック紹介ではあり ますが、私のこのサイトを見ているということは、 少なからずボードゲームに触れることができると思います。
色々なボードゲームの紹介を見ていただけたら幸いです。
モルッカーさんはボードゲームに興味を持ってもらいたい。
ボードゲーマーさんは、モルックに興味を持ってもらいたい。
しいては、どっちも興味を持ってもらいたい。
そのような期待と、 今後のボードゲーム発展とモルックの発展を望んで、 こちらにまとめました。
長々となりましたが、ボードゲームもモルックも楽しいよ!
ぜひやりましょう!ということが言いたかった記事でした!!
もしモルックをしたいとなった方は、福岡ではありますが 「モルックはかた」 へご連絡ください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
2020.04.16
KINU BOARDGAME DIARY