『KINUの年間ボドゲ大賞』2019

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今年もアドベントカレンダー2019に登録させて頂きましたので、こちらの記事を!

 

『KINUの年間ボドゲ大賞』2019!

今年もこの時期になりました!

皆さんの期待に応えるべく、2019年に遊んだボードゲームから、私が1番良かったと思うボードゲームを選出します。(あくまで私の主観ですのでご了承ください)

さて、選出にあたり、まずは2019年に沢山のボドゲ仲間に恵まれ、

遊ぶことができたボードゲームの総数は、

ゲームの種類:約145種

ゲームの回数:約190回

2018年は110種の140回の記録でしたので、まずまず伸びました。

そこから年間大賞を決めようと思います!

 

まずは、2019年で私の個人的な好みで、★★★★★星5をつけたボードゲームを大賞ノミネート作品とします。

 

 

それでは2019年のノミネート作品のご紹介!!

 

1、アクアスフィア

海底調査基地で研究を進めて良いデータの収集を行うワーカープレイスメント。アクションの予約と実行が別手番になっている所がスパイスになっているボードゲーム。また、研究所での活動や、タコを倒すアクションなど、少しコミカルを感じられる所も高評価!

 

2、エマラの王冠

王国の後継者を決めるべく、郊外と町が別々になったボードでアクションを行うゲーム。2つのロンデルと手札カードでもアクションを行える。カードの効果とボードの効果を考え歩数を決める。臣民点と建物点の二方向から点数を加味し、全体を通して多角的にプレイできる要素が秀逸!

 

3、ニュートン

研究者の第一歩。偉大なる功績を残して研究者としての成功に向かって進めるボードゲーム。カードを使ったアクションと書棚やラウンドを超えた際に残せる能力、そして偉人パワーを借りる知的な雰囲気ボドゲです。カードの効果で偉大な道を進んだり、能力開発をしたりと、功績を残すのは大変。自分の書棚が潤う魅力も含んだ、テーマも雰囲気も素敵なボードゲームです。

 

4、深い谷の酒場

自分の酒場にお客を呼んで、給仕を行いつつ名声を得ていくボードゲーム。デッキビルドとダイスプレイスメント&ドラフトシステム。これらが上手く交わり、複雑でなくスカッと楽しめる充実感高めのボードゲーム。自分の酒場が潤って、ワーカーダイスが増える点や、ドラフトによるジレンマなど全体的にバランスが取れているボードゲームです。

 

5、ブルゴーニュ

20周年記念版には全拡張を含む名作ボードゲームです。ブルゴーニュのイメージ、ワイン感はないですが、タイル配置ゲームの真骨頂とも言える。自分のボードにどう埋めるかがポイント。ボードの区画を埋める速さや建物による勝利点など、共有のボードからどのタイルを取るかの駆け引きがとても良い。ダイスプレイスメントゲームですが、出目を変える方法もあり、運に踊らされる部分は少し緩和されつつ、とてもバランス良くできたボードゲームです。ちなみにブルゴーニュは2017年のレビューで星5をつけておりますが、2018年は年間ボドゲ大賞を始めた年でかつ未プレイでした。ですので2019年にプレイ&ノミネートとなりました。

 

 

以上の5作品がノミネートとなりました。

今年はダイスやカードを使ったワープレとタイル配置が私の中でヒット。個人的に盤面のデザインや他のプレイヤーとの駆け引き、アクションの多角性など、バランス取れた感じのボードゲームがノミネートとなりました。

この5作品では、あなたはどれがお好みですか?

 

それでは、お待たせしました。

栄えある「KINUの年間ボドゲ大賞」2019に輝く作品は!!!!!!

 

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「エマラの王冠」!

 

 

2019年は「エマラの王冠」を大賞作品とさせて頂きます。

 

実は前置きのノミネートの中で、大賞作品のヒントとなるキーワードを入れておりました。

お気づきになりましたでしょうか?

「多角的」。そうなんです。今回大賞にさせていただいた「エマラの王冠」は、かなり多角的な要素のボードゲームとなっており、一見難しそうにも見えます。

けれど、エマラの王冠に関しては、この多角性が上手くバランスを取れているボードゲームと思いました。大きい部分では、郊外と町が2つの盤面に別れている部分。細かい部分では、カードのアクションの部分。2つの盤面から動かす駒を選びつつ、カードの効果も選択。そして郊外と町の関連性に、勝利点の方式。これらが非常に「多角的」ながらも、一つ一つが上手く交わっています。

いろんな要素があって、どれをしたら良いだろうという感じが初プレイ時はありますが、ラウンド内の選択できるカード数や歩数などの制限がちょうど良いと感じました。

 

今回のノミネート作品は、いろんな要素や考え所が沢山あるゲームのラインナップでしたが、「エマラの王冠」に関しては、その中でも1番バランス良いゲームでは。と思い、大賞とさせて頂きました。

 

もちろん、他の4つやノミネートされていないボードゲームでも、甲乙つけがたい部分や、システムやデザイン的に、こっちの方が良いと思うボードゲームもあります。

あくまで個人的主観の部分や、好みの部分もありますが、「エマラの王冠」は比較的いろんなプレイヤーにおすすめしやすいとの思います。

パッと見て2つあるボードにカード。駒やシステム。臣民点と建物点。これ見てワクワクしませんか??得点も単に一つ伸ばすだけでは勝てない。両方を考えつつ、いろんなことをできるボードゲーム。それがうまい具合にコンパクトになっている点も、高評価です。

 

沢山のルールがあって色々できるから面白い。という訳ではなく、すごくシンプルで単純なゲームも大好きです。分かりやすいボードゲームも非常に高評価です。

いろんな要素がうまくバランス取れて充実感を得られる点や、コンパクトさも踏まえて、今年は「エマラの王冠」を大賞とさせていただきました。

 

2020年も「エマラの王冠」は沢山の人に広めつつ、これから出会うボードゲームに一喜一憂、ワクワクドキドキも。

2018年の際も書きましたが、また新たなボードゲームとの出会いや、ボードゲームで遊ぶ仲間との出会いなど、ボードゲームを中心に楽しめる環境を維持できたらなと思います。

 

今回、アドベントカレンダー2019を利用させて頂き『KINUの年間ボドゲ大賞』2019を選びました。

それでは長々となりましたが、これからも「KINU BOARDGAME DIARY」でボードゲームを紹介させてもらいつつ、2020年も楽しいボードゲームライフを。

そして皆さんにとっても楽しいボードゲームライフになりますように。

 

ありがとうございます。

 

2019年12月21日(土)

KINU BOARDGAME DIARY

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