「リールの召使い」
★★★★☆
リールの召使い。ゲームタイトルが少しダークな感じですが、実際は、農場経営者が労働者と協力して、地下から石炭を掘り起こすボードゲームです。
ワーカープレイスメントですが、ルールが少し特殊。
プールと呼ばれるところから、必要な色のアクションディスクを取り、それをアクションとして振り分けて使います。
そのプールはスタートプレイヤーから順に取る場所を選ぶため、手番順がネックとなります。
基本的には、自分の農場にいる労働者にアクションディスクを配置し、アクションを行なっていきます。
アクションは大きく、石炭を掘る。発展タイルを取る。といったもの。
石炭を掘る。は農場にあるPingeから始まり、そこの石炭を獲得できると、地層へと進みます。どちらも、水が溜まっていくるので、その水を除去しながら進めていきます。
その水の除去と石炭を採掘することがメインアクションとなります。
季節は4つ。
それを繰り返していくのですが、春夏秋冬、水が溜まったり、アクションをしたりと、四季折々。冬では食料の支払いもあるので注意が必要です。
大きく、石炭の獲得を目指して掘り進んだ場所による勝利点などを得ることで、勝利へと進めていきます。
ルールは細かい部分が多いですが、流れを掴むとわかりやすい。
アクションディスクがランダムで出てくるので、それを取るために先手を獲得したり、うまく個数を調整したりと、悩ましい。
そしてアクションディスクをうまく使って発展タイルなどを取ることで、より自身の農場が発展していく。
アクションをうまく回しながら、できるかぎり石炭を掘り起こしていく。
水の除去から始まる要素も、なかなかジレンマもあり楽しい。
石炭三部作のうち1つ。リールの召使い。
タイトルに影響が出そうですが、プレイ感としてはすごく楽しいボードゲームです。
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